登山に関連する本を紹介

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近年、山岳物を題材にした小説や漫画が近年目立つようになってきました。それと同時に、実写版の映画も有名な俳優さんが演じています。

ここでは、そんな情熱を傾ける登山に関連する本をご紹介してみたいと思います。

「孤高の人」について

新田次郎氏の小説

「孤高の人」は、1969年に新田次郎氏が発表した小説ですが、2007年には漫画版も週刊ヤングジャンプにおいて連載発表されています。

内容については、登山家の加藤文太郎氏の生涯を題材をした内容となっています。
この小説を読んだ読者の中には、登山には全く興味はなかったが、この本を通して登りたくなったという方が多くいらっしゃいます。

加藤文太郎氏がモデル

「孤高の人」には、実在した加藤文太郎という登山家の登山記録がいろいろと掲載されています。

この本を読んでみてとくに驚くのは、神戸の街で普通のサラリーマンとして働きながら、数々の常識を覆すような登山記録を打ち立てていった点にあると思います。

とりわけ、厳寒期の北アルプスを10日間程度で踏破したという超人的な記録にはびっくりしてしまいます。

「凍」について

沢木耕太郎氏のノンフィクション作品

沢木耕太郎氏は、この「凍」というノンフィクション作品を発表することで、2006年に講談社ノンフィクション賞を受賞しています。

作品の内容は、最強のクライマーと称される山野井泰史とその奥さんとで挑んだヒマラヤの難峰ギャチュンカンの模様が掲載されています。

生々しい描写

作品の内容ですが、中国ネパール国境に位置するギャチュンカンに北壁から挑んだ壮絶な内容が描写されています。

ちなみにその際、奥さんは体長不良のために登頂を断念しています。
山野井氏が単独登頂を果たしているのですが、その間凍傷のために右足の指5本失ったなど、驚くような内容が書かれています。

「垂直の記憶」について

世界的なクライマー山野井泰史氏の自伝作品

この本を出版する契機となったのは、言うまでもなく山野井泰史氏がギャチュンカン北壁に単独登頂を果たし、その後雪崩に遭遇しながらも奇跡的に生還できたからに他なりません。

もちろん生還後には、病院で療養生活を余儀なくされるのですが、自らのクライミング半生が生々しく綴られています。

読んだ人を極限状況へといざなう

「凍」という沢木耕太郎氏のノンフィクション作品にも山野井がギャチュンカン北壁に挑戦する模様が掲載されているのですが、やはりご本人の自伝作品というだけあって、それ以上の重々しさがあります。

クライマーが極限状況の中で遭遇した様々な思いや描写が克明に記録されています。山岳小説がお好きな人にはおすすめの一冊といえます。

「神々の山嶺」について

夢枕獏氏の小説

「神々の山嶺」(かみがみのいただき)は、夢枕獏氏の山岳小説で1997年に集英社から出版しています。その後、柴田練三郎賞を受賞しています。

小説の内容は、登山家でもある羽生丈二氏が、前人未踏のエベレスト冬季無酸素単独登頂に挑む姿が描写されています。
ストーリー自体はあくまでもフィクションになります。

映画化されてさらに注目度アップ

夢枕獏氏の山岳小説「神々の山嶺」は、最近映画化もされており、阿部寛さんや岡田准一さんといった人気俳優がキャストということもあって、世の中の注目度が一段とアップしています。

ストーリーの題材が山岳物ということで、手に汗握るシーンやその重厚な内容から見る人をひきつけてやみません。

まとめ

山岳物を題材にした書籍の一部をご紹介させていただきました。その重厚な内容から読む人を引き付ける場合や重すぎて到底読み進めないといった人など様々かもしれませんね。

しかしながら、命をかけてでも挑んでみたいという人が多くいるということは確かです。

本以外に、映像でも登山に関連する名作はたくさんあります。ご興味のある方はこちらからどうぞ。

登山に関連する映画を紹介

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